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「屋根の修理を検討している」
「漆喰が重要だと聞いたけど、どのような理由なのかな」
このようにお考えの方も多いと思います。
今回は、屋根修理で重要な漆喰について、修理の相場と併せてご紹介します。

 

□屋根修理における漆喰とは

漆喰とは、屋根瓦の表面部分の土台を守るために塗りこまれている素材です。
5000年以上前から、世界中の伝統的な家屋やお城など、さまざまな建物で使われています。
屋根に用いることで、瓦の下の「葺き土」と呼ばれる部分を雨や風から守っており、屋根瓦には欠かせない存在なのです。

一般的な屋根瓦の寿命は、長いもので50年から60年といわれていますが、漆喰は20年前後とそれよりも短くなっています。
表面が朽ちてきたり、はがれてきたりしていると劣化しているサインです。

消石灰を材料としているので、瓦とは異なり耐用年数が短くなってしまうのです。
以下のようなダメージが蓄積することで劣化してしまいます。
・雨風にさらされる
・直射日光や気温差

漆喰の劣化を見逃してしまい、気が付いた時には想像以上にダメージを受けてしまっていたという方が多くいらっしゃいます。
家の下からは見えにくく、どうしても見逃してしまうのです。

漆喰の剥がれや表面の朽ちに気づけないことで、瓦の下の「葺き土」から雨水が浸入してしまい、棟全体がダメージを受けてしまっているケースがあります。
定期的に確認することで、大きなダメージを防げるでしょう。

 

□漆喰修理の相場

屋根の漆喰修理工事の費用は、1メートル当たり3000円から4000円程度です。
注意したいポイントは、この費用は面積ではなく、長さ当たりのものだということです。
そのため、屋根の面積ではなく、棟の長さでかかる費用を計算していきます。

例えば、100平方メートルほどの寄棟屋根の、家１軒あたりの漆喰修理の相場を計算します。
棟の長さはおよそ30メートルで、かつ左右両面を塗るので、塗る長さは60メートルとなります。
かかる金額は18万円から24万円程度ということになります。

実際の工事の際は、この費用に屋根に登るための足場費用が加算されます。

 

□まとめ

今回は、屋根修理で重要な漆喰について、修理の相場と併せてご紹介しました。
屋根における漆喰の重要性について、理解していただけましたか。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
屋根修理を検討している方はぜひ当社にお任せください。
当社の専門家が全力で皆様をサポートいたします。
お気軽にお問い合わせください。