雨漏りの原因調査は、雨漏り修理の際に重要な工程ですが、想像以上に難しいものです。
雨水の浸入箇所が一目瞭然の場合は簡単ですが、基本的には当社のような雨漏り修理を行っている施工会社に依頼します。
今回は雨漏りの原因を調査するために用いられる方法についてご紹介したうえで、雨漏り修理を少しでも安く済ませるための方法を解説します。
□雨漏りの原因を調査するための方法とは?
雨漏りの原因を調査するための代表的な方法は以下の通りです。
建物の構造や生活様式によって適した方法は異なるため、一概にどの方法が最適であるをお伝えできません。
本記事を参考に、どの方法が自分の家に適しているかを見極めてください。
今回は特にメジャーな目視調査、散水調査、赤外線サーモグラフィ調査の3つについて詳しくご紹介します。
1.目視調査
目視調査はその名の通り、雨漏りの発生箇所を目視で調査する方法のことです。
場合によっては写真を撮影して、拡大しながら確認することもあります。
目視調査のメリットとしては、費用がかからないことが挙げられます。
それに対して、調査結果があくまで調査員の推定でしかないため、誤診が発生しやすいという点はデメリットといえます。
また、目視だけでは原因がわからない場合、天井や壁などを解体する必要がある場合も存在します。
さらに、マンションやタイル浮き、コンクリートのひび割れなどから発生した雨漏りを調べる際には、足場を組む必要が出てくるということも覚えておくと良いでしょう。
2.散水調査
散水調査はホースを用いて浸入口と思われる部分に散水をすることで、雨漏りを再現して調査する方法です。
メリットとしては、雨水の浸入箇所がわかるため、雨漏り修理の成功率が高まるという点、デメリットとしては、費用が発生する点や室内の養生が必要な点が挙げられます。
3.赤外線サーモグラフィ調査
赤外線サーモグラフィ調査は赤外線カメラを用いて目視では確認できない水分を検知し、雨水の浸入経路を明確にする調査方法です。
一見万能に見えますが、周囲の環境によって撮影ができなくなる可能性もあります。
特に外壁の表面に光沢がある場合や外壁が通気構造の場合は外壁内の水分を検知することができないため、注意が必要です。
□雨漏りの修理費を安くできる方法とは?
雨漏りの原因が判明したら、早速修理にとりかかります。
ここでは修理費を安くできる方法についてご紹介します。
台風やゲリラ豪雨などにより発生した雨漏りには火災保険を適用できます。
この場合、修理費は実質無料なので、自然災害による雨漏り被害に備えて、火災保険加入の有無をしっかりと確認しておきましょう。
2つ目は、住宅瑕疵担保責任保険を適用する方法です。
これは、施工不良により住宅に不具合が見つかった場合、補修費用の保険金が事業者に支払われ、無料で修理を行えるという制度です。
新築で購入してから10年以内の住宅であれば、この保険を適用して、実質無料で修理を行えます。
これらの方法を適用できる場面は限られていますが、可能な場合は活用することで修理費を安く済ませられることを覚えておきましょう。
□まとめ
今回は、雨漏りの原因を調査するための方法についてと、修理費を安く済ませるために使用できる制度についてご紹介しました。
当社では、高品質・低価格な雨漏り修理をご提供させていただいております。
お住まいに雨漏りが見つかった場合は、お気軽に当社までお問い合わせください。