雨漏りは塗り替え塗装で修理できる？雨漏り防止塗料についても解説します！
2023年3月13日更新
「塗り替え塗装を行えば、雨漏りは修理できる」という話を耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、雨漏りの原因や場所といった条件によっては、塗り替え塗装を行っても、雨漏りが修理できない場合もあります。
この記事では、塗り替え塗装で修理できる雨漏り、雨漏りを予防できる塗料について解説します。
□塗り替え塗装で修理できる雨漏りとは？
塗り替え塗装で修理できる雨漏りとして、主に2つあります。
1つ目は、施工時の塗装ミス・技術力不足によって発生する雨漏りです。
モルタルは現場で材料を混ぜて、職人の手によって仕上げる外壁のことで、職人の技術力により、どうしても仕上がりに大きな差が出てしまいます。
新築なのに外壁にひび割れがあり、ひび割れ付近から雨漏りが発生している場合は施工時に使用した塗料の量が少なかったか、ムラによりひびが入り、雨漏りしている可能性があります。
塗装が原因である場合は、塗り替え塗装を行うことで、雨漏りの修理ができます。
ただし、塗料や外壁材の下に、防水シートのような雨水を防ぐ資材があるため、塗装が直接の原因となるケースはほとんどありません。
2つ目は、鉄骨・鉄筋コンクリート造の建物の場合です。
鉄骨や鉄筋コンクリート造の建物は、一次防水のみを行っている場合が多く、雨漏りを防ぐために塗り替え塗装を行う場合があります。
ただし、すでに雨漏りが発生しており、防水層まで水が浸入している場合は、塗装以外の作業が必要です。
一方で、塗り替え塗装では、直りにくい雨漏りの原因としては、以下が挙げられます。
・塗装の下側、内側の部分に問題がある
・塗り替えを行った場所の他に、雨漏りの原因となる箇所がある
・塗り替え時の施工不良
雨漏りの修理を依頼し、ここに挙げた理由で外壁塗装を勧められた場合は、外壁塗装を行う理由を施行会社に説明してもらうのが最善です。
外壁補修後の塗装は有り得るため、施工会社の説明を聞いてから決めるようにしましょう。
□雨漏りを予防できる塗料とは？
外壁を塗装する場合、雨漏りを防ぐために、防水塗料を使用することが効果的とされています。
防水塗料とは、伸縮性の高い弾性塗料のことを指します。
他の塗料よりも伸びるので、外壁材が割れても塗膜が伸び割れず、雨水の浸入を防ぎます。
ただし、耐用年数が5年から10年と短いため、定期的なメンテナンスが必要です。
□まとめ
塗料が原因で雨漏りが発生していれば、塗り替え塗装を行うことで修理できる場合もありますが、必ずしも塗り替え塗装を行えば修理できるとは限りません。
施工会社に塗り替え塗装を行えば雨漏りが修理できると言われた場合は、何が原因かを確認するようにしましょう。
雨漏りに関してお困りの方は、当社までご相談ください。
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