雨漏りの応急処置方法とは？ビニールシートの張り方についても解説します！
2023年3月5日更新
家を建ててからある程度の時間が経つと、壁や天井の防水性能が劣化し、雨漏りを引き起こす可能性があります。
頻繁に起こるというものではありませんが、万が一雨漏りが発生してしまった際の応急処置の方法について、今回はご紹介します。
□雨漏りの応急処置方法とは？
雨漏りが起こってしまった際、対処法がわからずに放置してしまうと、建物の腐敗やカビの発生など、様々な被害を及ぼしかねません。
適切な対処方法を学び、いざという時に対応できるようにしておきましょう。
1.天井からの雨漏り
まずは、1番頻繁に起こりやすい天井からの雨漏りの対処法をご紹介します。
天井からの雨漏りの場合、とにかく室内が濡れないようにバケツで水を受け止めることが大切です。
その際、バケツの下にブルーシートを敷き、バケツの中には雑巾を被せておくことで、周囲への水の飛散を防げます。
2.窓やサッシからの雨漏り
窓やサッシなどから雨水がにじみ出てくるような状況も雨漏りのサインです。
その場合は、ゴミ袋やビニール袋を漏水箇所にガムテープで貼り付けて、その他の場所が水で濡れないようにしましょう。
その上にぞうきんやタオルを置いて水を吸収させます。
ぞうきんやタオルはこまめにしぼるか新しいものに交換するようにしましょう。
3.外壁からの雨漏り
外壁材のひびやコーキングの劣化部分などから雨漏りが起こる場合もあります。
コーキング材の劣化の場合は、古いコーキング剤を取り除いた後、新たなコーキング剤を用いて補修を行います。
外壁材のひび割れが原因の場合は、ひびの大きさにもよりますが、防水スプレーや防水テープ、防水シートなどで応急処置を行ってください。
□屋根にビニールシートを張るステップとは？
雨漏りが発生した後、さらなる雨漏りが発生しないように屋根にブルーシートを張ります。
ブルーシートを張る作業を行う際には天候も大切です。
避けるべき天候は以下の通りです。
・災害時
・日差し、風が強い日
・霜が降りている日
特に天候が悪い日は、足場が悪くなり落下の危険性があるので避けるようにしましょう。
また、落下の危険性や急な体調不良などの安全面を考慮して、2人以上で作業を行うようにしてください。
ここからは手順を説明します。
まずは、ブルーシート、土嚢袋、はしごなど、必要な道具を準備しましょう。
はしごを屋根に設置した後は、滑りにくい靴を履き、屋根に上ります。
屋根に上がる際には安全の確保をし、慎重に登りましょう。
屋根に上った後は、ブルーシートを持って屋根の棟瓦を挟み、修理する面に対して反対からまたぐようにブルーシートを広げていきます。
その際土嚢袋を、2つで1セット、これも同様に棟瓦をまたぐようにブルーシートの上に置いていきます。
真ん中と両端にバランス良く、またブルーシートと棟瓦の間に空気が入らないよう隙間なく置くのがポイントです。
その後、ブルーシートのハトメ部分に土嚢袋を固定し、周りをしっかりと安定させたら完了です。
□まとめ
今回は雨漏りが起きた際の応急処置の方法と、屋根にブルーシートを張る際の工程についてご紹介しました。
大切な家に長く住み続けるために、雨漏りは放置することなく適切な処置を施すようにしましょう。
当社は、雨漏り修理や屋根工事・防水工事を専門とした、地域密着型工務店です。
土日祝日も承っておりますので、お家の雨漏りが見つかった場合は、放置せずにぜひとも当社にお問い合わせください。
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