雨漏りにおける防水工事の流れや費用について解説します!

2023年5月3日更新

家の雨漏りが気になる方も多いのではないでしょうか。
雨漏りがあると室内が濡れたり、屋根や柱を腐食したりしてしまうため、早めに対処したいものです。
そこで今回は、雨漏り防水工事の流れと、工事費用の目安をご紹介します。
 

□雨漏り防水工事の流れとは?

 
防水工事には主にアスファルト防水、塩化ビニル樹脂シート防水、ウレタン防水、FRP防水の4つの防水工法があります。
 
アスファルト防水は、アスファルトをコーティングもしくは含んだシートを重ねる方法です。
アスファルト防水には、熱工法、冷工法、冷熱工法、トーチ工法の4つの工法があります。
バーナーでアスファルトシートを熱しながら密着させるトーチ工法が主に用いられます。
 
塩化ビニル樹脂シート防水は、塩化ビニル樹脂系のシート1枚で構成された防水層です。
シート防水には、接着工法と機械的固定工法があります。
接着工法では、塩化ビニル樹脂シートを下地に直接貼り付けます。
機械的固定工法では、塩化ビニル樹脂シートを、機械的に銅板器具やビスなどで固定していきます。
 
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂の塗布を重ねて、防水膜を作る方法です。
ウレタン防水には、通気性を持たない密着工法と、通気性を持つ通気緩衝工法があります。
 
FRP防水では、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含んだ複合材料で防水層を作ります。
 
どの工法でも、まず下地処理を行い、それぞれの材料を用いて防水膜や防水層を作り、仕上げ塗料やトップコートで仕上げます。
 
本当に今工事が必要なのか、どんな工事内容なのか、ご自身での判断が難しく、不安に思われる方も多いかもしれません。
当社では、どんなご質問にも正直に、丁寧にお答えいたしますので、気になる症状がある方は、お気軽にお問い合わせください。
 

□防水工事の費用の目安とは?

 
防水工事は、素材による価格の差はあまりありません。
アスファルト防水の場合1平方メートルあたり8000円、シート防水の場合1平方メートルあたり8000円、ウレタン防水の場合1平方メートルあたり7500円、FRP防水の場合1平方メートルあたり9000円が相場です。
3階以上のバルコニーやベランダ、屋根など、足場が必要な場合は、追加で足場代もかかります。
 

□まとめ

 
今回は、雨漏りの防水工事の流れと、工事費用の目安をご紹介しました。
防水方法には4つの工法があり、雨漏りがある場所によって適する工法が異なるため、お客様のご要望に最も適した防水方法を検討することが大切です。

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  • 一級建築施工管理技士
  • 雨漏り診断士
  • 足場の組立作業責任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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